朝8時。ミッションスタート。
ウチには2人の娘(5歳と2歳)がいる。
妻は働いていて、子どもたちが起きる8時にはもう職場に向かっている。
なので、その娘たちを無事9時15分までに保育園に送り届けるのが私の毎朝の使命。
朝ごはん、着替え、歯みがき、荷物チェック、送迎——全部私の担当である。
今朝8時57分。なんとか間に合いそう…だった。
今朝のお話。今日は順調にことが進み、あとは保育園に連れていくだけ…
のはずだった。
「よし、いくぞ!」と靴を履かせたその瞬間。
……ん?
…………んん?
くんくん……(2回目)
これは、う◯こだ。間違いない。
「してないですけど?」って顔でズーちゃん(次女)はこっちを見るが、
間違いなく、う◯この匂いだ。
私にはわかる。昔から鼻が利く。
こういうときだけ、その敏感さが少し恨めしい。
脳内会議、開廷。保育園に向かうか、引き返すか。
正直な話、「このまま保育園に行って、先生が替えてくれたら…」
そんな邪な考えが頭をよぎる。
(これまで気づかないふりをしてしまったことはあるが…先生、ごめんなさい。)
オムツを替えるか、気づかなかったことにするか。脳内会議の末、今日は良心が勝った。
オムツを変え終わった頃には、時計の針は9時05分を回っていた。
急げ〜。
でも、なんか、清々しかった。
子どもたちは何事もなかったかのように、
「いないいないばあっ!」の歌を口ずさみながら玄関を出た。
私は今日はついてない日だと思いながらも、
父親としてスルーしなかった自分を、少しだけ褒めたいと思った。
【フーさん的解決策】おでかけ前う◯こ対策キット、導入。
こんなことはこれまで幾度となくあった。
けれど、毎回「対策しなきゃなぁ」と思いながらも放置してきた。
「これからもまだまだある」と思った私は、その対策として
玄関に「おでかけ前う◯こ対策キット」を置くようにした。
- おむつ1枚
- おしりふき
- レジ袋
- 新聞紙(処理マット)
これだけでも、
「くんくんしたら、すぐ戦える」という安心感がある。
おわりに。
う◯こひとつで、人生バタバタになる日もある。
ブーっとなる朝もあるけれど、
それでも私は、父親としての責務をちゃんと果たした。
そんな自分を今日は少しだけ愛せたような気がする。
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