「午前中からおねだり」始まる。
今週の日曜日。
午前中からふーちゃん(5歳)の目がギラギラしていた。
「すみっコぐらしの『シールランドリーナ』がほしい〜!」
どうやらYOUTUBEで見たらしい。
きっとこれは…のってん案件だな。
思い返せば、朝私を起こしに来たときにも、
どうのこうのしたらシールができるとか
確かそんなことを話していた気がする。
でも寝ぼけていて、「うんうん」と適当に流してしまったが…。
ママ、即却下。
「ちょっと高くて、買えないかなー。」
秒でリビングに泣き声が響き渡る。
日に日に成長しているふーちゃんではあるが、
やっぱりまだまだ子どもなんだなぁと再確認。
しかし、今回は泣き止まない。ブー。
相当ほしかったんだろうな…。さすが、のってん強し。
【ナーさん的解決策】お手伝い1回10円。
そんなふーちゃんに、ナーさんことママからの提案。
「お手伝いをしたら1回につき10円あげるから、お金を貯めて自分で買おう!」
ふーちゃん、なんだかんだで泣き止む。
そして早速、ブランチで使った自分の食器を洗い場に運ぶ。
「じゃあこれ、お手伝い1回ね!」
その辺にあったプリントの裏紙に、
正の字で「一」を書いて、ふーちゃんの目の高さの壁にペタリ。
「ここにメモしていくからね。」とママ。
とりあえず、一件落着…。
でも、ちょっと気になって、私、調べてみる。
「すみっコぐらし シールランドリーナ」 検索。
…ざっと5,000円(定価)。
1回10円ってことは、
仮に1日1回お手伝いしたとして500日=約1年4ヶ月。
1日3回でも、約半年。
…シールランドリーナ熱、そんなにもつ??
いや、そもそもこの裏紙、数日でペラッと剥がれてゴミ箱行きでは…?
ふーちゃんには、「あと何回やればいいのか」なんて感覚はまだないだろうし。
うーん、なんだかなぁ。
自分だったら500回は無理。
せめて100回、いや、50回でお願いしたい…。
賃上げしてくれー。(切実)
![]() | メガハウス シールランドリーナ ちいかわ シ-ルランドリ-ナチイカワ [シ-ルランドリ-ナチイカワ] 価格:4470円 |

【フーさん的解決策】「やる気」を育てよう。
午後、ナーさんとづーちゃんが病院へ。
ふーちゃんと私は、いつものショッピングセンターへおでかけ。
そのとき、あのプリント裏紙のことを思い出す。
「あれ、もうちょいちゃんと仕組みにしたほうがいいな」と。
100円ショップで、ふーちゃんにB7サイズのノートとシールを選んでもらう。
パパのおすすめを聞いてきたので、
「ピカチュウのノート」と「大変よくできましたシール」を提案。
しっかり、やんわり拒否。
選ばれたのは、くまさんのメモ帳と犬のシール。
ちゃんと「自分好み」で揃えてくるあたり、ふーちゃんらしい。
「これからはお手伝いをしたら、このノートにシール貼ってもらってね。」
家に帰ってさっそくお手伝い。
シールを貼ってもらうたび、かなり嬉しそう。
さらに、どんなお手伝いをしたかも、ペンで書いてもらっていた。
達成感の種、ちゃんとまかれてる。
多少の打算も育ちそうだけど、まぁ、今はまだそれでよしとしよう。
![]() | 価格:186円 |

終わりに。
あれから二日後。
夕食後、ママが後片付けをしていたので
「ふーちゃん、ママ手伝ったら?」と声をかけると…
ママ「もう遅い。お手伝いすることないよ。」って。
号泣リターンズ。
急遽、テーブルをもう一度拭いてもらって、シール1枚進呈。
ふぅ…。
ノートを見てみると、
3日目でお手伝い6回=60円。
このペースだと、誕生日の方が先に来る説。
…まぁ、500回はちょっと考える余地があるが、
「自分で貯める」「自分で買う」ことは、立派な学び。
途中であきらめてしまうことも、ある意味では学びかもしれないけど、
やっぱり父親としては、コツコツと努力して、しっかり目的を達成する喜びを味わってほしい。
──そんなふうに教育っぽいことを語っている私、ただいま40半ば。
貯金は、大の苦手である。
ではでは…。
![]() | 【1000万円貯まる紙幣自動挿入カウントバンク 黒】送料無料 紙幣自動挿入機能 1000万円貯められる 貯金額カウント機能付き 貯金箱 カウントバンク 自動 ブラック ギフト プレゼント 景品 価格:2840円 |

コメント